コスモスの咲くとき -地域に学び、平和を刻む教育版画の”いま”
2025.11.15-2026.04.12
「コスモスの咲くとき -地域に学び、平和を刻む教育版画の”いま”」は、小中学校での版画を通じた人づくりの取り組み-教育版画のもつ子どもたちの「他者と共に生きる実践」という側面に改めて注目し、教育版画を、私たちを育てる(コンヴィヴィアルな)アートとして反復させ、総じてアートを社会の今を動かす力へとつなぐ県立美術館の展示プロジェクトです。
本展は、戦後の教育版画運動をけん引した大田耕士(1909~98/版画家・教育者)らの戦前の仕事や墨塗り教科書を起点にすえ、平和を思い生活を見つめることから生まれた1950~90年代の県内教育版画作品(大田旧蔵/五所川原市教育委員会蔵)を軸とし、全長30メートルの版画絵巻《車力農業史》刷りなおしや抵抗のアクションとしての版画を手がけるA3BCの集団的(コレクティブ)な活動、国をこえた子どもたちの版画交流の現在が随時合流して展開。互いの共感と地域へのまなざし、平和への祈りが交響する場が展覧会として生まれることになりました。
戦後80年を迎えながらも未だ戦火に苛まれ、社会的矛盾が深刻化し、技術の濫用が地球をも引き裂く今日の現実世界。いま私たちはともに集まり、手と目を鍛え、コスモスの花言葉に通じる「平和」を積極的に求める必要があります。もっと学びを、もっと版画を!かつての・いまの子どもたちと連帯して私たちも成長しなおす時が来ました。子どもたちの作品を通して、一人でも多くの方にコスモスの芽吹きを感じていただけることを願ってやみません。
- 主催
- 青森県立美術館
- 後援
- 青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、東奥日報社、デーリー東北新聞社、陸奥新報社、青森市教育委員会、五所川原市教育委員会
- 企画
- 奥脇嵩大(青森県立美術館学芸員)
前期展示の様子 撮影 : 小山田邦哉




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