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金氏 徹平 | Romantic Barricade

エスリート・ギャラリーは2018年9月8日~10月7日まで、「金氏 徹平:ロマンティック・バリケード」を開催できることを嬉しく思います。この展覧会では約40点の作品を取り上げ、2011年の同ギャラリーでの展覧会以来、7年にわたる金氏徹平の活動の進展を明らかにします。作品の中には、この展覧会のために特別に制作されたものも何点か含まれます。また開催初日には、金氏が観覧者個人の持つ布製品にスクリーンプリントを施す特別なイベントを実施し、台湾の観覧者たちと触れ合う予定です。

金氏徹平の作品は「どこまでが彫刻なのか」という学術的思索から生まれるものですが、同時にその外見は幻想的で楽しげな姿を見せます。例えば「White Discharge」は、アニメのフィギュアや、洗面器、洋服掛け、トイレの吸引カップなど、近所にある子供のおもちゃ屋や、IKEAやホームセンターから持ってきたような、どこにでもある既製のプラスチック製品が使われています。金氏は、まずそれらをバラバラに分解してから組み立て直し、その後、それらの上に白色の樹脂を注いで、別世界的な塊を作り出します。モノを元の機能・役割・定義から引き剥がすことで、金氏は新たなつながりや秩序を提案し、私たちの創造力を広げてくれます。その他の一連の展示作品には、「Mello Gold」、「How to Disappear Incompletely」、「Hard Boiled Day Dreams」、「Games, Dance and Constructions」などが含まれます。破壊が新たな始まりをもたらし得るとの考えから、金氏氏はコラージュの概念を全く異なるレベルに持って行くことで、ヒトとモノ、物質と宇宙、生命と自然現象の関係を考察します。そして私たちを、直接的な現実から、新たな無限の可能性にあふれる独創的な世界へと連れて行ってくれます。

1978年に京都で生まれた金氏徹平は、2003年に京都市立芸術大学で彫刻の修士号を取得し、現在はその母校に勤めています。同氏は横浜美術館で個展を開いた最年少のアーティストでした。その他にもオランダのロッテルダムのヴィット・デ・ウィット、東京の森美術館、イタリアのトリノのサンドレット・レ・レバウデンゴ財団美術館、中国の北京のユーレンス現代美術センターなど、世界各地で展覧会を開催してきました。