Artists

朝比奈 逸人

1951- 神奈川県生まれ
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。銅版画を学ぶ。80年、信濃橋画廊エプロンで絵画による個展を開催。楕円形や卵型の変形キャンバスを用い、自在なストロークによって画面を不定形に構成した作品群が、絵画の新しい取り組みとして注目を集めた。「アート・ナウ」には82年、90年(関西の80年代)に出品。86年「現代日本の美術3 戦後生まれの作家たち」展(宮城県美術館)、87年第18回現代日本美術展・企画部門「現代絵画の展望―平面と空間」(東京都美術館)、92年「現代美術への視点 形象のはざまに」(東京国立近代美術館、他)などへ出品。この間大阪教育大学で教鞭をとった。