Artists

山部 泰司

1958- 岡山県生まれ
京都市立芸術大学にて西洋画を学ぶ。80年代には、星の形のパネルやペイントされた木材によるカラフルなインスタレーションを試み、80年代後半は巨大な花や植物を鮮やかな色彩で描く大画面のタブローなどに取り組む。作品の制作に並行して、在学時から「イエス・アート」などの自主企画展の組織にも積極的に関わる。その後90年代から現在に至るまで、東西美術の様々な様式や描法をテーマに制作を続け、近年は北宋山水画の空間表現とダ・ヴィンチの素描をむすびつけることから独自のドローイング的風景画を描く。「アート・ナウ」には86年、90年(関西の80年代)に出品。2016年「山部泰司展~ここからはじまる風景画~」(奈義町現代美術館)、18年「生きてゐる山水 廬山をのぞむ古今のまなざし」(岡山県立美術館)に出品。