Artists

中西 圭子

1956- 大阪府生まれ
80年大阪外国語大学中国語科卒業。同年、信濃橋画廊エプロンで個展を開催、81年第1回吉原治良賞美術コンクール展に出品。以後、京阪神の画廊での個展やグループ展を中心に活動する。「アート・ナウ’85」や「臨界芸術・’85の位相」(村松画廊)に、染めや塗りで着色した布や紙を重ね縫い合わせたパッチワークによる平面作品を発表。「池」や「スカート」など身近なもののイメージを形と色で定着してゆく過程を、作家自身は装飾的な比喩と説明する。兵庫県立近代美術館では「’92兵庫の美術家」にも出品、2006年茨木市立川端康成文学館で個展開催。95年から2009年にかけて素描詩集を発表。現在も繊細で濃密なドローイングを中心に制作、発表を続ける。