横尾忠則(よこお・ただのり)
美術家。1936年、兵庫県生れ。72年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ヴェネツィア、サンパウロなど各国のビエンナーレに出品し、国内外の美術館で個展を開催。2012年神戸に横尾忠則現代美術館、13年に香川県に豊島横尾館開館。95年毎日芸術賞、01年紫綬褒章、11年旭日小綬章、朝日賞、15年高松宮殿下記念世界文化賞、令和2年度東京都名誉都民顕彰ほか受賞・受章多数。21年には東京都現代美術館にて大規模な回顧展「GENKYO 横尾忠則:原郷から幻境へ、そして現況は?」が開催された。著書に『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞)、『言葉を離れる』(講談社エッセイ賞)、『横尾忠則創作の秘宝日記』、『GENKYO 横尾忠則 II Works』ほか多数。