Artists

舛次 崇

兵庫県生まれ。兵庫県西宮市の福祉施設「すずかけ作業所」(運営:社会福祉法人一羊会)に所属し、同施設の「すずかけ絵画クラブ」で制作しました。舛次は、植物の鉢や日常品といったモティーフを見ながら描きました。しかし作品は、モティーフそのものの見た目から脱皮をとげて、独特の形状と色彩が与えられています。青、白、黒、茶といった4色で描かれた作品が多く残されていますが、この色の選択には、舛次の才能に惚れ込んだ、絵画クラブ主宰者である、はたよしこの意見も大きく取り入れられていて、そこには舛次と、はたの、二人三脚の要素も見いだせるといえます。