松井 紫朗
1960- 奈良県生まれ
京都市立芸術大学大学院修了。在学中よりグループ展に出品し、83年にギャラリーすずき(京都)で初個展、87年には東京の村松画廊でも個展を開催。「アート・ナウ」には85年、90年(関西の80年代)に出品。土やブロンズ、シリコンラバーなどの様々な素材を用いて、「内と外」の往来を体感させる構造の作品を制作。90年ドイツ、オーストリアを巡回した「80年代の日本美術展」以降、ドイツを中心とするヨーロッパでの発表多数。2001年に東京国立博物館表慶館で作品を発表(「美術館を読み解く」)。豊田市美術館(11年)、札幌宮の森美術館(16年)で個展開催。18年「美術館庭園アートプロジェクト 松井紫朗のセンス・オブ・ワンダー」(姫路市立美術館の庭園)で発表。宇宙開発事業団NASDA(現JAXA)との共同研究など、国内外で多くのプロジェクトを手掛ける。