戸谷 成雄
1947 年長野県生まれ。愛知県立芸術大学大学院彫刻専攻修了。 ポスト・ミニマリズムやもの派といった潮流の中で解体された 彫刻の再構築を試みて、1970 年代より一貫し人間の存在認識 に通じる彫刻の原理とその構造を追求し、作品の実践を持っ てその本質と可能性を提示し続けてきた。洞窟、ギリシア・ ローマ彫刻から現代に至る古今東西の芸術史観を自由に往来 し、類い稀な彫刻論に裏付けされた作品群により、日本、アジ ア、パシフィックを代表する彫刻の第一人者と目される。
- 撮影 :
- 武藤 滋生