福嶋 敬恭
1940- 鳥取県生まれ
京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)彫刻専攻科修了。64年「現代美術の動向 絵画と彫刻」(京都国立近代美術館)に出品。同年アートコレクターのジョン・パワーズの招聘により渡米し、制作と研究を重ねた。翌年帰国し、ギャラリー16で初個展。現代日本美術展や日本国際美術展にも出品する。67年グッゲンハイム国際彫刻展、68年、70年、78年須磨離宮公園現代彫刻展に出品。70年日本万国博覧会木曜広場の造形を担当。「アート・ナウ’77」に出品。80年から81年再渡米。80年代にはそれまでのミニマルな傾向から一転、「描くこと」への問いを取り込んだ作品を発表した。91年から92年、国際交流基金の派遣により渡独し、93年カッセルにて個展開催。84年大阪府立現代美術センター、95年豊科近代美術館、2002年国立国際美術館、15年静岡市美術館などで個展を開催した。
- サムネイル写真 :
- 《ENTASIS》1983年