木浦奈津子
1985年鹿児島県生まれ、鹿児島県在住。2010年に尾道市立大学大学院美術研究科油画専攻を修了。近年の主な個展に「目の前をよぎる」(Takashi Somemiya Gallery、東京、2022年)、「表面をなぞる」(EUREKA、福岡、2022年)など。2019年に第45回鹿児島市春の新人賞を受賞し、受賞記念展として「うみとこうえんと、」(鹿児島市立美術館、2021年)が開催された。このほか「VOCA展2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」(上野の森美術館、2022年)などのグループ展に参加している。
木浦は一貫して風景、特に日常の景色の油絵を描き続けている。カメラで捉えた近郊の風景をもとに描かれる彼女の作品は、単純で抽象的でありながらも、見たときの風景そのままを保存する不思議な魅力をもつ。
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