
宮間 英次郎
三重県生まれ、神奈川在住。宮間は、大きな帽子と派手な衣服を身につけ、主に横浜を拠点に繁華街を自転車でゆっくりと回遊するパフォーマンスをしていました。60歳の頃、ふと思いついてカップラーメンの容器を頭に被ってみると人が振り返り、それに造花を刺すと、さらに多くの人が振り返ったそうです。こうした体験を経て、帽子や衣装はどんどん奇抜さを増していきました。金魚が入った瓶のついた重い帽子を片手で支えつつ、自転車で人ごみを縫うように走っていく宮間は、やがて「帽子おじさん」として注目されるようになりました。