松井照太
1994年京都生まれ。京都を拠点に制作活動中。2018年京都市立芸術大学彫刻専攻卒業。石の自然美や重さに興味を持ち、作品の中に無加工の石をそのまま取り入れる立体作品を中心に制作。最近は室内での石の鑑賞を広めようと壁掛けの作品を展開している。制作において石を観賞する水石のように作品中の石がどう映るかを意識し、伝統や形式のある水石に対して現代のマテリアル(樹脂やガラス等の製品)を使い新たな角度から石を愛でる。石の重量が増すごとに支持する事が難しくなり、作品の制作難易度が上がるため、ヤップ島の石貨や秤量貨幣を参考に石の重さで作品価格を決めている。
主な展覧会に、個展「宙をゆく。」(haku kyoto/京都/2022)「Macguffin – 変転するイメージ -」(Gallery TOH/東京/2021) グループ展「ウィルへルミーの吊り板」(MEDIASHOP/京都/2020) 「ATAMI ART GRANT」参加展示(薬膳喫茶gekiyaku/熱海/2021)
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- 『F=mg (F=support medium) #box 17』/ 2022 / stone, acrylic / Photo by Mikoto Yamagami