
丸木 俊
1912-2000北海道生まれ
女子美術専門学校(現女子美術大学)で洋画を学んだ。卒業後はモスクワや日本統治下のミクロネシアに滞在し、自由な筆触やのびやかで量感豊かな身体表現を獲得した。41年に日本画家の位里と結婚。位里の影響を受けて墨を用いた表現も試みた。ふたりは原爆投下後の広島訪問を機に、位里による大胆な水墨技法と俊による繊細な人体描写を融合させ、連作《原爆の図》(1950-82年)を制作した。以降も《水俣の図》(1980年)、《沖縄戦の図》(1984-87年)のように、生涯を通じて戦争や公害による人間の惨禍を共同で描き続けた。
- 公式サイト :
- 原爆の図 丸木美術館
