中原 浩大

1961-　岡山県生まれ
京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。80年代前半より同世代の学生を中心とする様々な自主企画によるグループ展に参加し発表活動を始める。その都度スタイルを変えながら、多様な素材を用いたインスタレーションや立体、平面などの制作を続ける。「アート・ナウ」には、85年、86年（特別陳列）、90年（関西の80年代）に出品。その後、それまでの作品制作や作家活動への疑問を契機に、90年の個展「Homage to the LEGO age」（ハイネケンビレッジ、東京）以降、自身のあり方を問い直そうとする意識から様々な試みを行う。2000年以降は、共同研究への参加、ツバメのねぐら入りの観察記録、自己の幼少期の描画物を一覧する展示の企画など、幅広い活動を志向し展開している。伊丹市立美術館（12年）、岡山県立美術館（13年）などで個展を開催。