Artists

田名網 敬一

1936年東京生まれ。武蔵野美術大学を卒業。1960年代よりグラフィックデザイナーとして、映像作家として、そしてアーティストとして、メディアやジャンルに捕われず、むしろその境界を積極的に横断して創作を続け、その半世紀を優に超える活動の歴史と軌跡は、21世紀における新たなアーティスト像の模範として、世界中の若い世代のアーティストから絶大な支持を集めている。昨年には、adidas Originalsとのコラボレーション「Adicolor x Tanaami」コレクションを発表。その精力的な創作活動の様子は、昨年4月に放送された情熱大陸にも取り上げられ、大きな反響を呼んだ。また、昨年秋にリニューアルオープンしたNY近代美術館(MoMA)にも作品が常設展示されるなど、戦後日本を代表するアーティストとして唯一無二の評価を受けている。近年の主要な展覧会としては、個展「No More War」(Schinkel Pavillon、ベルリン、2013)、個展「KILLER JOE’S (1965-1975)」(Fondation Speerstra、スイス、2013)、グループ展「Ausweitung der Kampfzone: Die Sammlung 1968 – 2000」(Neue Nationalgalerie、ベルリン、2013)の他、ポップアートの大回顧展「International Pop」(Walker Art Center、Dallas Museum of Art、Philadelphia Museum of Art 、アメリカ、2015-2016)及び「The World Goes Pop」(Tate Modern、ロンドン、2015)、「Oliver Payne and Keiichi Tanaami」(Hammer Museum、ロサンゼルス、2017)、「Keiichi Tanaami」(Kunstmuseum Luzern、スイス、2019)、「Tokyo Pop Underground」(Jeffrey Deitch、NY & LA、2019)など多数。また、MoMA (アメリカ)、Walker Art Center (アメリカ)、The Art Institute of Chicago (アメリカ)、M+ Museum for Visual Culture(香港)、National Portrait Gallery(アメリカ)、Nationalgalerie im Hamburger Bahnhof (ドイツ)といった世界中の著名美術館が、近年新たに田名網作品の収蔵している。

公式サイト :
KEIICHI TANAAMI