今村 源
1957年大阪府生まれ。現代美術家。1983年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。1991年より京都精華大学非常勤講師。身近にあるものをモチーフとしたユーモラスな作品をとおして、現実と仮想、目に見えるものと見えないものが交錯し超越する世界を想像させる。「Seika Artist File#1ゆらめくいきものたち」展では、大阪で発表した、移り変わる空の風景を捉えた映像作品と針金を素材に平たく成型されたシカやカエルなど、さまざまな生物のかたちをした多数の彫刻作品が一本のオレンジの糸で繋がり回転するインスタレーションを再展示した。近年の主な展覧会に「感覚の領域 今、『経験する』ということ」(国立国際美術館、大阪、2022)、個展「流れること / 留めること」(ギャラリーノマル、大阪、2021)など。
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- 《流れること / 留めること – シカ》2021