榎 忠
1944- 香川県生まれ
60年代より神戸に住む。65年から二紀展に出品するが既成の画壇に反発し、70年に「グループZERO」(=「JAPAN KOBE ZERO」)を結成し、画廊、美術館だけでなく公共の空間で集団によるパフォーマンスを展開。「アート・ナウ’75」にはJAPAN KOBE ZEROとして出品。76年に脱退し、「アート・ナウ’79」には美術館前庭に大砲を設置した。77年、全身の毛を半分剃ってハンガリーを訪ねる《ハンガリー国にハンガリ(半刈り)で行く》を敢行、以後、生活や日常をテーマに過激なパフォーマンスや廃材などによる大掛かりで意表を突く作品を発表する。91~92年「セブン・アーチスツ―今日の日本美術展」(サンタ・モニカ美術館、他)および同帰国展、2007年六本木クロッシング(森美術館)に出品、11年兵庫県立美術館で個展「榎忠展 美術館を野生化する」を開催。
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