周 育正(チョウ・ユウチェン)
1976年台北生まれの周育正(Chou Yu-Cheng)は、パリのエコール・デ・ボザールとそのラ・セーヌ研究プログラムで学びました。彼の作品は、その背景にある手順と作業を強調することによりアーティストの意図を打ち出すものです。一定の範囲において彼は、作業の代替法をどのように生み出すかに重点を置いています。それは同時に現実の問題を映し出し、付随するメリットと共に別の選択肢を提案します。彼が作品に意図するのは、現在の社会、政治、経済、そして国内問題をも反映させることです。最近の個展には、中国上海のエドワール・マラング・ギャラリー(2017)、台湾台北の就在藝術空間(2016)、ドイツベルリンの Kunstlerhaus Bethanien(2015)、台湾の台北市立美術館(2014)、高雄市立美術館(2014)、英国マンチェスターの Centre for Chinese Contemporary Arts があります。最近のグループ展示は、リバプール・ビエンナーレ2018、香港アート・バーゼル2018の公営部門「Encounters」、台湾台北の関渡美術館(2017)、英国マンチェスターの Salford Museum & Art Gallery(2017)、ニュージーランド、オークランドの Te Tuhi(2016)、台湾の台北ビエンナーレ、台北市立美術館(2016)、アメリカ、ニューヨークのニューミュージアム(2015)、クイーンズ・インターナショナル、クイーンズ美術館(2013)を含みます。周は2011年台新芸術賞を受賞し、2011年のシンガポール、シグネチャー・アートプライズでは最終候補に残り、2012年台北アートアワード大賞を受賞しました。
- 公式サイト :
- CHOU Yu-Cheng