Artists

カジェタノ・リモルテ

1990年スペインで生まれ、マドリードを拠点に美術史家、インディペンデント・キュレーターとしてメディアアートを専門に活動して いる。2013年コンプルテンセ大学美術史学部を卒業。その後、スペイン国立図書館の公式大学インターンシッププログラム(映像 音楽コレクション部門)を修了した。2016年にはマドリード・コンプルテンセ大学、ソフィア王妃美術館による合同修士課程(現代美 術史・視覚文化)を修了した。キュレーション活動において、アート、身体性、テクノロジーの関係性に焦点をあてている。異文化間を 越境する視点から、また言語哲学への強い関心を通して、疎外感、孤独、死といったテーマを探求している。美術史家としては現在、 日本におけるビデオ・アートの始まりについて研究している。2025年9月、キャノン財団ヨーロッパの助成により東京藝術大学(国際 芸術創造研究科)の客員研究員として1年間の任期を終えた。日本におけるビデオに関する研究に基づくグループ展『Closed Circuit』は、 バレンシア美術館委員会(スペイン)主催の3年ごとのキュレーションコンペティションで優勝し、2026年にカルメンアートセンター (Centro del Carmen)にて展示される予定である。キュレーターとしての彼のキャリアは2016年に遡る。当時、彼は1993年にマドリード で設立された代表的なオルタナティブ・アートスペース「クルセ・ギャラリー(Cruce Arte y Pensamiento)」のキュレーションチーム の一員であった。著書に『エルネスト・ネト:コモンプレイスとしての身体(Ernesto Neto: el cuerpo como lugar común)』 (2018年 Asimétricas)があり、Webメディア「A*Desk Critical Thinking」への定期的な寄稿者でもある。

近年の主な展示(キュレーション)
・2025年「夏の夜の夢:Ana Esteve Reig」The 5th Floor、東京 (4月6日 – 6月8日)
・2024年「GENE, Topia and Revolution : 1986-1988」ソフィア王妃美術館、マドリード 、スペイン
・2022年「体の終わり La Clausura del Cuerpo:遠藤麻衣×百瀬文」Las Cigarreras、アリカンテ、スペイン
受賞・助成
・2024年 キヤノンヨーロッパ財団「Research Grant」・東京藝術大学
・2024年 Tokyo arts And Space キュレーター招聘プログラム (2024年5月 – 2024年7月)
・2021-2022年 国際交流基「Japanese Studies FellowshipProgram」・東京藝術大学