Artists

赤松玉女+森村泰昌

88年6月にギャラリー白(大阪)で開催された「男たちの顔展」に際し、森村泰昌(https://art360.place/artists/yasumasa-morimura/)と画家の赤松玉女が共同で制作したのが《男の誕生》(Cat. 47)である。赤松は59年兵庫県生まれ、京都市立芸術大学で油画を学び、大学院在学中にギャラリー白で初個展を開催。修了後の86年、第29回安井賞展に出品するなど着実に発表を続けるとともに、88年にはマツモトヨーコ、《男の誕生》にも登場する田仲容子とアートユニット<アルティジア>を結成、96年までイベントや印刷物の発行など多彩な活動を繰り広げる。2021年、尼崎市総合文化センターで「赤松玉女 まなざしのものがたり/A Story of Looking」開催。

サムネイル写真 :
《男の誕生》1987年  © Akamatsu Tamamè + Morimura Yasumasa